性行為感染症のヘルペスは重症化すれば点滴治療も

ヘルペスはウイルスにより発症する病気で、口唇ヘルペスや性器ヘルペスが代表的です。性器ヘルペスは性行為感染症の一つになり、ウイルスに感染すると自分だけでなくパートナーにもうつしてしまう厄介な病気です。
またヘルペスは一度感染してしまうと、現代の医学ではウイルスを根治することができません。治療により症状を抑え込むことは可能なのですが、完治することは不可能なのです。特に症状がでているときは、ウイルスの感染力も非常に強くなっていますので、パートナーに感染させてしまうリスクが高まってしまいます。
ヘルペスの治療には抗ウイルス薬の内服薬や外用薬を用います。これらの薬はウイルスの増殖を抑える力を持っているのですが、ウイルスそのものを死滅させる力はありませんので、ウイルスの数が増えてしまってから治療をはじめてもなかなか症状は治まりません。ですからヘルペス治療で最も重要なのは、症状がでたらすぐに抗ウイルス薬による治療をはじめることになります。
また全身に症状が現れるなど重症化した人や、そもそも免疫不全の状態にある人は、点滴による治療を行うことになります。この場合も抗ウイルス薬を用い、点滴により静脈へ直接投与します。基本的に点滴による治療を行わなければいけないような状態にある人は、二次感染などを防ぐ目的から、多くの場合で入院して治療することになるでしょう。
ヘルペスは性行為によって拡散する性行為感染症です。性行為感染症は、管理を誤れば知らず知らずのうちに大切な人達まで病気にしてしまう恐ろしい病気です。まずは感染しないように心がけることが大切ですが、感染して症状が現れた場合はすぐに医療機関を受診するようにしましょう。



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