性器ヘルペスの原因と治療方法

性器ヘルペスの主な感染原因は性行為です。
口唇ヘルペスの症状が出ている患部に触った手で性器に触れることも原因になります。
また出産や乳幼児期の親子間の触れ合いで感染することもあります。
大家族が一般的だった時代は、乳幼児のときに祖父母や親子などの触れ合いを通して、口唇ヘルペスの原因となる1型のウイルスに感染し、抗体を持っていました。
しかし、大家族が減って核家族が増えた現代社会では、抗体を持っている人が少なく、性器ヘルペスに感染しやすくなっています。
初めて感染すると。
女性は外陰部や膣の入口などにかゆみや痛みをかんじます。
膀胱にウイルスが及ぶと、排尿のときに激しい痛みを伴います。
男性は外性器の先端や包皮などにかゆみや赤いブツブツができます。
初期感染の段階で、自然治癒することもあります。
ウイルスを完全に消す治療薬は、まだ見つかっていません。
性器ヘルペスの治療には、主にバルトレックスやハルシビルを使います。
500mgのものを1日2回服用します。
また症状が軽い場合、病院で塗り薬が処方されることがあります。
5%アシクロビル軟膏や3%ビダラビン軟膏が用いられ、1日数回5~10日間続けて患部に塗布します。
しかし、性器ヘルペスは再発しやすいのが特徴です。
症状は最初の感染と比べると、軽いことが多いです。
少しの刺激で再発し、多い人で1ヶ月に2~3回再発します。
再発が多い人は、毎日ヘルペスの治療薬を飲み続ける再発抑制療法が用いられます。
年に6回以上再発を繰り返す人が対象で、保険が適用されます。
バルトレックス500mgを1日1回服用するのを1年間続けます。
この治療でウイルスの量が減るので、60~70%の人が再発しなくなります。

性器ヘルペスの感染を予防するには

性器ヘルペスの感染を予防するのであれば、まずその感染する行為を避けることによって予防をすることができます。
そのため、最も効果的な方法は性行為自体を避けることであり、性行為によって感染するものであるため性行為自体を避ければ感染を予防することができます。
しかし、性行為を避けるというのは人によってはかなり辛いこともありますから、次に大事な方法として信頼できるパートナーとだけ性行為を行うようにして、不特定多数の相手とは性行為をしないようにすることが大切です。

不特定多数の相手と性行為を行っていれば、それだけ性器ヘルペスに感染してしまう可能性も高くなってしまうため、信頼できるパートナーとだけ性行為をすることによって性器ヘルペスに感染してしまう可能性を低くすることができるのです。
そのため、もちろんパートナーも同様に不特定多数の人間と性行為をしないことが前提となるため、相手が不特定多数の人間と性行為をしていると全く意味のないこととなってしまいます。

そして、性行為の際にはコンドームを着用することも予防には効果的なものとなっています。
コンドームを着用したからといって、絶対に感染を防ぐことができるというわけではありませんが、その可能性を低くすることができるのは間違いないため、万が一性器ヘルペスに感染をしている相手と性行為をしした場合でもコンドームを着用することによって感染を防ぐことができるということもあるのです。

最後に大事なことはもしも感染をしてしまったのではないかと思った時には、すぐに病院にいって診察を受け適切な治療を受けることが大切であり、異常があったときにはそのまま放置をしないようにしましょう。

性器ヘルペスの治療薬で再発防止

性器ヘルペスは、ヘルペスウイルスによって引き起こされるウイルス感染症で、感染しても約60%の人は気づかないのが特徴です。性交などで初感染すると、2~12日間で、性器がヒリヒリしたり、むずがゆさや痛みを感じます。赤いブツブツができて、水ぶくれになり、破れると潰瘍になります。初感染は、症状が重いことが多く、重症のときには入院して治療します。抗ヘルペスウイルス薬の点滴や内服薬などを、症状に応じて使い分けます。
単純ヘルペスウイルスは、症状が治まった後も、神経節に潜み、何らかのきっかけで再発します。肉体的な原因としては、疲労や月経、アルコール、他の性器感染症など、精神的な原因としては長時間のストレスなどがあげられます。症状は、初感染に比べると軽く、再発を繰り返すうちに軽症化していきます。治療方法は、初感染と同様です。ウイルスを完全に取り除く方法がないため、再発は珍しいことではありません。
度重なる再発は、精神的なストレスになりますが、再発を抑える治療法が使えるようになりました。これは、薬の服用でウイルスの増殖を防ぐ再発抑制療法で、世界でも多くの国で採用されています。薬を飲んでいる間は、性器ヘルペスの再発を少なくなり、再発までの間隔を短くなります。また、パートナーへの感染率も低くなりますが、完全にリスクがなくなるわけではないので、再発抑制療法を行っていても、コンドームの使用が勧められます。
この治療法は、性器ヘルペスを頻発する人が対象で、医師の判断で開始します。服薬中は1ヶ月に1回医療機関を受診する必要があり、効果や副作用などの確認が行われます。薬をやめると再発しますが、その回数は時間の経過とともに減少するのが一般的です。



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